子どもの1人遊びに親は介入すべき?
1歳児を育てる母です。今は自宅保育をしています。子どもは月齢が低いころから後追いや人見知り等がなく、比較的一人遊びが得意なように思います。放っておくとずっと1人で遊べてしまうので、それを不安に思って、1人で遊んでいるときに介入して一緒に遊んだり、別の遊び(例えば絵本を読んだり、こういうおもちゃもあるよ〜と誘ったり)をしていました。最近、「1人遊びは自分で想像力を働かせているから、親が介入すべきでない。子どもが親の方を見てきたり、何か話したそうにしているときだけ相手をしたら良い。」というようなニュアンスの記事を読んで、1人遊びをしている時の対応をどのようにしたら良いか悩んでいます。
ご質問ありがとうございます。
1人遊びをされるお子さんなんて自分からすると羨ましすぎます。自分の娘達は1人で遊ぶのが子どもの頃から苦手で(当然中学生となった長女や次女はもう一人で遊んでいますが)、昨日も5歳の三女にプリンセス人形で遊ばされていました。
しかも、私はプリンセスの人形を持たせてもらえず、クラゲを与えられて「遊んでいる後ろで、あ〜あ〜あ〜って歌ってて」と言われてずっとクラゲをユラユラしながら歌わせて頂きました。

15分程度したらやめていいよと言われたので助かりましたが、1人で少しは遊んでよと思ったのは正直なところです。
お子さんが一人遊びが得意で、後追いや人見知りが少ないご様子、素晴らしいと思います。
一方で、そのために「一人で遊ばせすぎているのではないか」「関わり方がこれで良いのだろうか」と心配になるお気持ち、とてもよくわかります。特にインターネットの記事で色々書かれているのを読むと余計不安になりますよね。
実は1人遊びと親の関わりのバランスについて悩むのは、多くの親御さんが経験することです。
お子様が比較的早くから一人遊びに集中できること、そして後追いや人見知りが少ないことは、決してネガティブなことではなく、むしろお子様の持つ素晴らしい個性や発達の証である可能性が高いのです。
当然ですが、子どもは一律ではありません。それぞれ気質が異なり、中には生まれつき探求心が旺盛で、一人でじっくりと物事に取り組むことを好むお子さんもいます。お子さんが「比較的遊びが得意」で「後追いや人見知りが少ない」という観察は、お子さんが安心して周囲の環境を探求できている証かもしれません。
親御さんとの間に安定した愛着関係が築かれているからこそ、お子さんが「お母さんはいつも見ていてくれる」という安心感を持ち、自信を持って一人で新しいことに挑戦できているのかもしれません。
このように、早期からの自立した遊びは、実は親子の信頼関係の強さを示している場合があるのです。
そもそも一人遊びとは何でしょうか?
「一人遊び」とは、子どもが他の子どもや大人とは直接関わらず、自分自身の活動に没頭している状態を指します。
1歳くらいのお子さんの場合、その遊びは、おもちゃを口に入れたり、叩いたり、ひっくり返したりして感触を確かめる感覚遊びや、積み木を積んだり、容器に物を入れたり出したりする運動能力の練習、あるいは簡単な「ごっこ遊び」の始まりです。
つまり、これはお子さんが自分自身と世界と繋げるための準備をしている事になります。
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