子どもの「あざ」シリーズ vol.1

今年2023年は子どもに関する医療系の記事も増やしていきたいと考えています。子どもでも「あざ」があるお子さんは結構いますよね。赤ちゃんでも生まれつき「あざ」がある子も多く、新生児科はその診療に携わることが多いです。今回は今さら聞くに聞けない「あざ」をエビデンスをもとに解説していきましょう。
今西洋介 2023.01.08
読者限定

ふらいと先生のニュースレターは、子育て中の方が必要な「エビデンスに基づく子どもを守るための知識」を、小児科医のふらいとがわかりやすくお届けしています。

過去記事や毎月 4 ~ 6 本すべての「エビデンスに基づいた子どもを守るための知識」を受け取るには有料コースをご検討ください。

有料読者の皆様からのご支援は、小児専門の性暴力対策センターなどの社会活動団体に一部寄付されます。ご登録お待ちしています!

今回は無料記事です。メールアドレス1つの無料登録で読めます。

***

子どもには生まれつき身体に「あざ」がある場合があります。

鬼滅の刃の主人公・竈門炭治郎も顔にあざがありますよね。

竈門炭治郎さん (鬼滅の刃.集英社)
竈門炭治郎さん (鬼滅の刃.集英社)

このあざは消えるもの?治療すべきもの?と御両親からよく聞かれます。

見た事のないあざは治療した方がいいのか、そのままで様子見てていいのか不安ですよね。

あざは実はある程度、見分ける事ができます。もちろん心配であれば近くの小児科で相談してもらって良いですが、あらかじめ知っておくことも大切だと思います。(炭治郎のように、パワーアップと共に大きくなるあざは少し横に置いておきましょう)

今回は子どもに多い「あざ」を見ていきましょう。

あざとは何者?

あざを国語辞典で調べてみると、「皮膚に生じた赤や青などの斑紋の俗称」とあります。つまり、皮膚の一部がその他の周りの皮膚の色と違って見えるものを言います(#1)。よくぶつけた傷跡を「あざ」と呼ぶ人がいますが、厳密には違います。あざは色の変化がずっと残ってしまうものを言い、通常は生まれつきか生後間も無く生じる変化をあざというのが正しいのです。

では、あざはどうやってできるのでしょうか?

この記事は無料で続きを読めます

続きは、4047文字あります。
  • あざを見分ける原則
  • 赤色
  • 白色
  • 本日のまとめ

すでに登録された方はこちらからログイン

生まれる場所で受ける検査が違う〜拡大マススクリーニング検査の地域格差を...
読者限定
なぜ「妊婦の食事で子どもの発達は悪くなる」は燃えたのか〜疫学研究の発信...
有料限定
小児性被害の研究から見たシングルマザー向けマッチングアプリ問題
読者限定
子どもの「あざ」シリーズ vol.2 青あざ・茶あざ
有料限定
法改正で身近な存在に〜知っておきたい「医療的ケア児」の基礎知識
読者限定
小児科医・助産師夫婦の3姉妹子育て苦労話
有料限定
子どものインフルエンザ治療と予防・最近の話題
読者限定
ふらいとTwitter三大炎上事件を振り返る
有料限定