ペットの死は子どもの発達にどんな影響がある?
告知:新刊の一部記事が公開
4/28に発売となった新刊ですが、出版元の日経BOOK PLUSさんから切り取り記事が出ました。今回は「睡眠トレーニング(ネントレ)は赤ちゃんの脳に有害?最新の研究結果が示すこと」です。
前回の「親はどこまで子どもに厳しくするべき? 最新の研究結果から見えてきたこと」はありがたいことに日経BOOK PLUSさんのランキングで1位を獲得しました。このニュースレターや書籍の枠を超えて多くの方に読んで頂けるのはとても嬉しいです。
ふらいと先生のニュースレターは、子育て中の方が必要な「エビデンスに基づく子どもを守るための知識」を、小児科医のふらいとがわかりやすくお届けしています。
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いつもニュースレターのご配信ありがとうございます。先生のニュースレターはいつも勉強になります。先日もここで相談させていただきましたが、今回も先生のお力を借りたくて相談させてください。小学生が感じる動物の死について教えてもらいたいです。ある日、子ども達(現在、7歳の娘と9歳の息子)がある子犬メスと出会い離れられず、飼うことになりました。娘は、親友のように仲良くて息子は家の中で追いかけっこや身体を一緒に動かしたりまるで子供が3人いるかのように楽しい毎日を過ごしてました。その子犬が夫と散歩していて交通事故で遭い夫は無事ですが愛犬が死んでしまいました。娘や私は数日経つ今もたまに思い出しては泣きますが笑ったり元気に過ごしてます。息子は、うまく言葉に出来ないのかどう思ってるのか分かりません。しかし、家族の中で一番前を向いてるように感じます。夫は現場にいたので、ショックは大きく笑いますが元気はないです。家族で鶴を折ったり、ワンちゃんのアルバムを作ったり、これから生まれ変わりのワンちゃんを探そうと前を向いていますが子ども達が動物の死をどう受け止めているのか、これからこの子達にとってどのような影響があるのか教えてください。
ご質問ありがとうございます。
私も小さい頃、インコや柴犬など飼っていた記憶を思い出しました。ペットには無関係だった我が家に突然ペットを買い出したのは、我が家の前庭にある日突然ブルブル震えるスズメがいたからでした。早速家の中に連れ帰って温めたり、餌を買ってきて与えたりとお世話しましたが、すぐにそのスズメは亡くなってしまいました。その時、小学生でしたが子どもながらに悲しかったのを今でも覚えています。
身近な動物の死が子どもの成長や発達にどのような影響を与えるかについては様々な研究が出ていますので、エビデンスをベースにお話を進めていきたいと思います。
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