【Injury Alert】三女が家庭内事故で米国の救急に運ばれた話
6月になりました。
ふらいと先生のニュースレター実は6月に入って3本目です。ハイペース!
書くネタが頭の中に次々に溢れてきて、今のところ困っていないのは有難いことです。ただ書く時間が確保できず、本業とのバランスが非常に難しいです。
さて、そんな忙しいという中で我が家の三女が米国の救急病院を受診する事がありました。今回は貴重な経験を通じて、そして自己反省も兼ねて、事故予防の啓発を行いたいと思います。
ふらいと先生のニュースレターは、子育て中の方が必要な「エビデンスに基づく子どもを守るための知識」を、小児科医のふらいとがわかりやすくお届けしています。
過去記事や毎月すべての「エビデンスに基づいた子どもを守るための知識」を受け取るには有料コースをご検討ください。今回の記事も登録いただければ最後まで読めます。
事の発端
事の発端は、先週のある夜に5歳になる三女が、突然目が痛痒いと訴えてきた事でした。
三女はもともと眠くなると目が痛いだの、お腹空いただの、おじいちゃんがいいだの、おばあちゃんがいいだのと色々な不定愁訴を訴える人です。そして大体ベッドに横になるとものの5分もせずにイビキをかいて眠ってしまいます。
それが目が痒い、ちょっと痛いと訴えてぐずぐず言っています。しかも目を擦りながらです。
なんか変だなと思って明るいところで目を見ると、なんとびっくり!

右目のど真ん中に銀色の破片が
目の眼球に何やら銀色のものがついているではありませんか!
最初は光の反射でそう見えたのかと思いましたが、目の動きに合わせて動き、明らかに同じ位置にありました。幸い眼球の結膜に赤みはなかったのですが、涙が止まらないといった感じでした。
妻と顔をお互い見合わせて言いました。
「これはなんだ?」
私と妻はお互い疑問でした。夕方に家に帰ってきた時は何も訴えておらず、寝る時になって症状を訴えている。。
つまり、家にあるもの?
けど家の中を見渡しましたが、こんな銀色の破片は心当たりがありません。
そこでシャワーから上がって長い髪をドライヤーで乾かしていた長女がこう言いました。
「そういえば、三女ちゃんは家帰ってからプリンセスになるんだとお化粧してたよ」
え?
お化粧?
お化粧と言われて思い当たる節がありました。それはこれです。

これは三女が米国で迎えた初めての誕生日プレゼントで購入した「エルサなりきりセット」でした。米国ではこのお化粧セットが小さい女の子の中で大変人気があります。
日本にいた時から、ディズニーのプリンセスが大好きだった三女。プリンセスの簡単なコスプレを毎日着て、今日はエルサだ、今日はアリエルだと毎日着替えをしているほどです。
それにしても、この化粧セットの中でどの部分が目に入ったのでしょうか?

中身を見て検証をしていると証人の長女が貴重な証言を残します。
提携媒体
コラボ実績
提携媒体・コラボ実績



