「早生まれの子どもは不利」説を検証
子育てをしていると、さまざまな説を聞く事があります。それらは本当なのか、嘘なのかよくわからない事も多く、子育てには正解がないとされる中で親として本当なのか?と疑う事も多いでしょう。
そんな中、こんな説を聞いた事があると思います。
「早生まれは損、遅生まれは得」
早生まれや遅生まれというのはそもそも生まれる時期によって決められるものであり、そんなに影響があるのでしょうか?
では影響があるとしても、ずーっと不利なのでしょうか?期間限定でしょうか?
今回はこの説をエビデンスを元に検証していきましょう。
早生まれは体格が小さいのか
早生まれは一般的に1月〜3月生まれの子どもの事を意味します。正確には4月1日までを同学年に含めますので、4月1日生まれも早生まれに含まれます。
この4月1日を早生まれに含める理由としては、学校の学年を決める学校教育法に理由が書かれています。うるう年の2月29日など4年に1回しかない年だと誕生日が4年に1回しか来ず困るので、法律的に歳が増えるタイミングは「誕生日の前日の最後の瞬間に年を取る」と決まっています。
つまり、4月1日は3月31日の23時59分59.99・・・秒で年齢を重ねることになります。4月1日が誕生日の人は、法律上は4月1日時点で満6歳となった翌日になっているため、1つ上の学年になるのだそうです。
このように、1月〜4月1日を早生まれと言われます。
では母子手帳にもある子どもの体格の成長曲線を見てみましょう。これは男の子用となります。上が身長を表す曲線、下が体重を表す曲線です。

#1より引用
この表を参考に、4歳0ヶ月(早生まれ)と4歳11ヶ月(遅生まれ)を比較すると以下のようになります。
4歳0ヶ月: 体重 11.0 kg ~ 19.5 kg 身長 92.5cm ~ 108cm
4歳11ヶ月: 体重13.0 kg ~ 22.5 kg 身長 97.5cm ~ 115cm
この青と緑の帯はは97パーセントのこどもが入る範囲を表した帯なので大体の子どもが入る範囲です。同じ学年でも体重3kg、身長5~7cmの差は4歳の彼らにとってみたらかなり大きな差である事が分かります。
また、もう一つ注目すべき点としては、幼児期から思春期にかけては身長の伸びる速度(グラフで言うと傾き)が非常に急速な点です。この急速な傾きのために同じ一学年の中でも身長の差は大きいのです。もちろん個人差がありますので、早生まれのこども全員に言える事ではありませんが傾向としてはそう言えるでしょう。
早生まれは学習面でどうか
早生まれのこどもは学校の勉強で不利と言う説を聞いた事があると思います。
本当なのでしょうか?
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