Q&A; 子どもの滑舌悪い、うつ伏せ遊び、時代毎の出生体重の変化
さて10月も中盤突入ですね。
皆様は変わりなくお過ごしですか?
今回は第7回Q&Aの内容から解答していきます。第7回も半分以上の質問に答えてきました。まだ半分以上残ってますので、順次お答えしていきたいと思います。
ただいま第8回のQ&Aも募集中ですので、奮ってご質問してください。
ふらいと先生のニュースレターは、子育て中の方が必要な「エビデンスに基づく子どもを守るための知識」を、小児科医のふらいとがわかりやすくお届けしています。
過去記事や毎月 4 ~ 5 本すべての「エビデンスに基づいた子どもを守るための知識」を受け取るには有料コースをご検討ください。今回の記事も登録いただければ最後まで読めます。
いつも楽しみに読ませていただいています!ありがとうございます^^もうすぐ4才の娘が滑舌がわるく「おとうさん」が「おとうしゃん」、「おはようございます」が「おはようごじゃいます」になります。構音障害の心配はいつ頃どうだったときにすればいいのでしょうか?歯科の領域でしたら申し訳ないです…。
こんにちは。いつも楽しみに拝見させていただいております。現在生後6ヶ月の子供を育てております。先日、いつもと違う小児科を受診した際に、月齢の割に寝返りもできないし体幹がしっかりしていない?というようなことを指摘され、うつぶせで過ごす時間が少ないからだというようなことを言われました。うつ伏せで遊ばせることがそんなに大事なこととは知らず、そのせいで発達に支障が出てしまったのかとショックでした。SIDSの予防のためにうつ伏せ寝を避けるようにということは広く知られていますが、うつ伏せ遊びの重要性をこれまで検診や小児科で言われたことがありませんでした。そんなに大事ならもっと色んな人から早く声掛けが欲しかったです。うつ伏せ遊びの重要性についてエビデンス等があれば教えてください。
先生、いつもレターありがとうございます。個々の質問への向き合いかたがとても丁寧で感動です。心して読ませていただいています。さて、年代による出生体重の変化について質問したいです。私は1993年生まれで、母から「あなたは生まれた時小さかった」と言われて育ちました。ですが、母子手帳をみたら予定日より3週間前に生まれて2750gでした。これは別に小さくないのでは?母曰く「周りの赤ちゃんはみんな3000g超えてた」だそうです。当時から赤ちゃんは小さくなっているのでしょうか?これはよくないことなんでしょうか?また、退院時に赤ちゃんの体重が出生時より減っていて助産師さんに怒られたと言っていました。そういう指導も今はないですよね…
今回はこちらの質問になります。2つは発達に関するご質問、もう1つは出生体重の時代変遷ですね。特に1つ目の質問はよく聞かれる質問なのでしっかりお答えしていきたいと思います。
いつも楽しみに読ませていただいています!ありがとうございます^^もうすぐ4才の娘が滑舌がわるく「おとうさん」が「おとうしゃん」、「おはようございます」が「おはようごじゃいます」になります。構音障害の心配はいつ頃どうだったときにすればいいのでしょうか?歯科の領域でしたら申し訳ないです…。
ご質問ありがとうございます。これは領域的には微妙なところで、歯科というより口腔外科の領域ですし、発達外来でも多い質問なのでお答えしていきたいと思います。
構音障害といってもその形は多岐にわたりますので、今回はあくまでこのサ行がシャ行になってしまう構音障害を中心に解説していきたいと思います。
まず、子どもが「話す」までの道のりは様々な要因が関係しています。子どもは急に目覚めたように言葉を話すわけではないという事です。
下の花が咲く図は有名な図ですが、言葉を「話す」までにこれだけの要因が関わっているという事です。