無添加食品は子どもの健康に良いのか
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今回は今流行りの無添加食品が子どもに与える影響に関して、現時点でわかっているエビデンスを追いつつ現状の課題を考えていきたいと思います。
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食品添加物とは
子どもを育てる際に一度は耳にする「無添加食品」。
「お子さんに食品添加物の入っていないこの食品をあげましょう」と親なら言われたことがある人もいると思います。
食品添加物とは、保存料、甘味料、着色料、香料など、食品の製造過程において食品の加工・保存の目的で使用されるものです。
国が食品添加物の安全性について評価を行い、人の健康を損なうおそれのない場合に限って、成分の規格や使用の基準を定めて使用を認めています。
食品の背後には原材料名が記載されていますが、使用された食品添加物は記号や改行などで原材料と明確に区別して表記する必要があります。
下の左図では記号は「/」というものを使っていますし、右図では改行をして表しています。

食品添加物の表示. 名古屋市HPより引用 https://www.city.nagoya.jp/kenkofukushi/page/0000100436.html
これらの表示が必要な食品添加物は主に8種類です。
甘味料、着色料、保存料、増粘剤や安定剤、酸化防止剤、発色剤、漂白剤、防カビ剤の8つです。
無添加食品とは、これらの食品添加物が入っていない食品のことを言います。
物議を醸した研究
では、食品添加物は子どもの健康や発達に悪影響を及ぼすのでしょうか?
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