知っておきたい「子どものお手伝い」の弊害

昔は家族の世話をしたり、家事のお手伝いをする子どもを「お手伝いができる子だ」と賛美する傾向がありましたが、最近このような論調を語るのは危ういものがあります。それはヤングケアラーの様々な問題が指摘され始めているからです。今回はその実態と海外で指摘されている問題をご紹介しましょう。
今西洋介 2023.04.26
サポートメンバー限定

先週、こんな記事が話題を呼びました。

4人の子どもを育てるワーキングママのインタビュー記事で、等身大の姿としながらも仕事と育児を頑張るコツとして、8歳の長女に家事をさせたり入浴をさせたりという事が輝かしい形で記事にされていました。御家族は頑張っている姿を見せかったのでしょうし、実際にあの記事に刺激をもらった人もいたでしょう。

この記事はサポートメンバー限定です

続きは、3834文字あります。

下記からメールアドレスを入力し、サポートメンバー登録することで読むことができます

登録する

すでに登録された方はこちら

サポートメンバー限定
あの「0歳からの英語教育」、ディズニーワールド・オブ・イングリッシュを...
サポートメンバー限定
モンテッソーリ教育を科学する
読者限定
Q&A; 不登校児のその後は?都会と地方はどちらが幸せ?でべそどうする...
読者限定
子どもにも起きるギャンブル依存症
サポートメンバー限定
Q&A; 父親の育児当事者意識、インフルエンザの学級閉鎖、子どものよだ...
サポートメンバー限定
Q&A; 押し入れに閉じ込める、テレビ視聴時間、情報のインプット
サポートメンバー限定
Q&A; バイリンガル、解熱剤使わない、足洗い
読者限定
先天的な病気を抱える赤ちゃんをなぜ助けるか?新生児科医が考える