中学生の娘に米国の学校がしてくれたいじめ防止プログラム〜東京・立川小学校襲撃事件から考える〜
皆様、いかがお過ごしでしょうか。
最近本業が少し忙しく、このニュースレターをプライベートで書くことが心の休憩になっています。自分は記事を書いたらすぐに配信したくなる癖があるのでポンポンと記事を配信するかもです。逆に仕事が落ち着くとニュースレターを書く頻度が落ちるので、ポンポンと記事が出た時は「あ、本業が忙しいのだな」と思って頂ければ幸いです(笑)
さて、今回は今週起きた耳を疑うニュースが入ってきて、SNSを中心に様々な議論が起きています。今回の話は娘の許可を事前に得て書いておりますし、特定されないように細かい描写は変更していますのでご了承ください。
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東京の立川で起きた暴挙

事件が起きた東京都立川市立第三小学校
平穏な日常を、大きな恐怖が襲いました。
8日午前11時前、東京都の立川市立第三小学校で「男2人が暴れて窓ガラスを割った」と110番通報がありました。男らは職員室ドアの窓ガラスを割って侵入。さらに2年生の授業中の教室に押し入り、液体の入った酒瓶を床にたたきつけて割り、教室の椅子で担任や校長を次々殴りました。生徒は皆泣きながら体育館や外に逃げたようです。
男らは学校の先生に取り押さえられすでに確保されていたようですが、下の記事にはとてつもない惨状が刻銘に書かれており、衝撃的な内容です。こども達はさぞ怖かったことでしょう。
その後の続報で、これらの男2人はこの学校に通う児童の母親の友人でした。児童の母親が相談のために小学校を訪れていて、話し合いがまとまらなかったため、友人の男2人を呼び入れたと見られています。母親と学校は児童のいじめ対応を巡るトラブルを抱えていて、話し合いがまとまらなかったため、母親は友人の男2人を呼び入れたようです。
この事件を受けて、自分はXで以下のようなポストを行い、学校の教師に犯罪者対応をさせるのは良くない、スクールポリスの設置を訴えたところバズってしまいました。

「東京・立川の小学校に侵入、教職員に怪我させた男2人逮捕。同校児童の母親の友人で、学校と話がまとまらず呼んだ news.yahoo.co.jp/articles/77b41… 【続報】小学校に侵入・窓ガラス割った男らは児童の母親の友人 事件直前に母親が小学校訪れ相談 東京・立川市立第三小学校(FNNプライムオンライン(フジテレビ系)) - Yahoo!ニュース 東京・立川市の小学校に男2人が侵入し窓ガラスを割るなどした事件で確保された男らは、この小学校に通う児童の母親の友人である news.yahoo.co.jp
当然ながら学校に不満があっても「暴力」だけは本当に良くありません。物事の解決に暴力を持ち込み、先生達に怪我を負わせて、罪のない子ども達を恐怖のどん底に陥れたのは事実です。
一方で、社会としてこの母親をそこまで追い詰めた「いじめ問題」も考える必要があります。
それは娘がこちら米国に来ていじめトラブルに遭った経験があったからです。学校側が「え、ここまでするの?」と思うくらい対応してくれたので満足行く結果であったと共に、驚きを隠せませんでした。おかげでいじめトラブルも解決し、今は元気に毎日楽しく学校に行けています。
この事件に関してはもちろん報道されているのは一部ですし、まだ犯行の全貌は明らかになっていませんし、事件の背景もまだ明るみになった訳ではありません。そのため事件について決めつけて述べる事は避けたいと思います。今回は一人の親の視点で娘がいじめを受けた親としての自分の気持ちと、米国の学校側の対応について一般的な話題として、エビデンスをベースに書いてみようと思います。
学校に行きたくないと言い始めた夜
娘達が現地の学校に行き始めてもうすぐ1年になります。
すぐ近くに日本人が多く住む街もあり、クラスの半分以上が日本人という驚異の学校もあるのですが、私たち家族は異文化を理解し、さらに英語の学習もしてくれればと考えました。そこで日本人が全くいない地元の現地の中学校に行くことにしました。
ペルーの子、アメリカの子、フィリピンの子など本当に様々で、しかも移民(不法ではない)も多いため、英語第2言語学の人たちにも理解があり、娘達は学校生活をとても気に入っていました。
ハロウィンには娘単独で現地の子のハウスに泊まりに行ったり、旅行へ行ったりとても充実した日々を過ごしていました。
しかし、春先、突然娘が学校に行きたくないと母親に言ってきました。それでも行っていたのですが、学校前日に泣いて訴えてくる始末。よく聞けば英語のspeakingでトラブルがあり、仲良しグループのメンバーから英語で嫌な言葉を言われたそうです。
嫌な言葉と言ってもそこまで心配することかなと父親ながらに思いましたが、そこは本人が泣いて嫌がるくらいだったので、まず学校の先生に言ってみたらと言いました。そしてその後、親側からもちょっと娘の様子が気になると先生にメールを打ちました。
米国の学校はIT化が進んでいて、中学校の先生とのやりとりは全てメール、課題提出もオンラインで、さらには成績表も全てオンラインです。そのため親は結構気軽に先生へメールを打ちます。
我々としては「イジメというよりも少しトラブっただけで、すぐに仲良くなりそうな気がする」という感じでしたが、学校の先生は校内に2人いるスクールカウンセラーのうちの1人に連絡してくれたようでした。
そして、翌週月曜にはスクールカウンセラーから以下のようなメールが私の元へ届きました。
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