ふらいとTwitter三大炎上事件を振り返る
SNS炎上との出会い
Twitterを始めたのは2010年11月でした。妻の友達から「Twitterって知ってる?意外と面白いよ」と言われ始めたのがキッカケでした。
2010年のtwitterは啓発をしている医療者はまだ誰もいない世界でした。本当に誰もが日常をつぶやくだけの平和な世界でした。
自分も医療啓発を始めて2年くらいはフォロワー二桁でほぼ知り合いしかいないアカウントでした。つぶやき内容は「晩御飯なう」「明日から月曜か」「あの女優さんきれい」とか、ふざけた内容ばかりでしたから当然ですよね。医療啓発とはほど遠い内容でした。まさにマジな心の声を世界に向けてつぶやいていました。
フォロワーが増えるきっかけとなったのは「いつも世の中の母親は理不尽な思いをしている」とつぶやいた事でした。これが多くの方の反響を呼び、あっという間にフォロワーは4桁、5桁と伸びていきました。
有難い事に今や12万4000人の方々にフォローして頂いてますが、決して順風満帆な12年間ではありませんでした。今となっては増えましたが、2010年当時はSNSを使って医師が科学に基づいた医療情報をつぶやいたり、ニュースにまつわるコメントをつぶやくことはメジャーなことではありませんでした。
順風満帆な12年間ではなかったと書いたのは、大きな炎上案件が3件あったからです。時には自分の医師生命が危ない時期もありました。今となってはいい思い出ですが、なるべくなら味わいたくないものです。
しかし、これらの炎上にはそれぞれ多くの学びがありました。今でもSNS上の炎上を目にする事がありますが、「自分も過去に同じ過ちをしたなあ」と感慨深くなります。
今回は過去のふらいとアカウントで炎上したツイートを3つ紹介し、現時点で改めて後方視的に振り返り、学んだ事を共有できればと思います。今回はセンシティブな内容なので有料登録すれば読むことができます。